2014年1月24日金曜日

この際全部白髪になってくれオレの頭よ

片足のアマチュアレスリング全米チャンピオンのアンソニー・ロブルスの言葉に感銘を受けた。

この世に生を受けた人間は 脚が1本であれ2本であれ
困難に立ち向かわなければならない

どう生まれたかではなく どれだけ価値のある者になれるか
逞しくあれ 可能性を高めよ

そのために痛みが伴おうとも 私は不満をこぼす事はないだろう
私の魂は屈する事はない どんな敵に立ち向かおうとも恐れる事はない

私は自分の可能性を知っているから





素晴らしい言葉だなぁ
この言葉が彼の口から出てくるまでどれだけの努力と覚悟をしてきたのか


僕は
日頃から“才能”なんて無いに等しいものだと思っている
言うならば偶像だろう

成功している人が皆その才能でそこに立っているなら
僕らが目にしているもののほとんどは虚ろだ

日々を生きていれば
自分以外の誰かにひどく感銘を受けたり目から鱗のような言葉を聞いたり
その場から動けなくなるような現象に出くわしたり

その度に、自分に足りてないものに気付かされる

ではその足りてないものを埋めていったらどうなんだろう?
僕もその誰かみたく輝く事ができるのかもしれない

努力を惜しまず考えを巡らせてきた者に成功はやってくるはずだ



アンソニー・ロブルスの言葉は、僕のそんな心を代弁しているように聞えた。

誰かも知らない
会った事も話した事もなく
きっとこの先会う事もないような別世界の一人の人間の言葉に
人は突き動かされるのだ

生きるってのは面白い

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