2014年4月21日月曜日

好きだ 好きだ 好きだ

sukida dramasのPV撮影は撮影当日に至るまでも色々な問題があった

前日準備をしているバンドの所へ行った時も

あまりの段取りの悪さに呆れたほど。笑


彼らのPVを撮るという事になり

撮影をした20日までは僕もバンドも精神を削り合ったと思う



正直、当日も本当にこれで撮れるのかと不安でいっぱいだった

始まってみると現場は一生懸命に良いものを創ろうという気持ちで溢れていた

voともきはボーカルとして覚悟した顔をしていた

スイッチは入った

後は、文化祭の準備をしているような気分で最後まで撮った



どんなバンドも、どんな華やかな場にいる人達も

はじめは何も知らないただの小僧だったはず

そこにはいくつもの失敗と努力

そして折れない心があったはずだ


sukida dramasはこれから多くの経験をして

バンドになっていくのだと思う



sukida dramasのsukidaは文字通り『好きだ』という言葉で

自分達を好きだと言ってもらいたいから

いっその事バンド名にしてしまえとの事らしい


そんな彼らの純粋さはこれからのバンドシーンに大切な事を教えてくれる気がする

彼らと共に創ったこのPVを観た人がsukida dramasを好きだと言ってくれるようになったら嬉しい

僕らが過ごした時間のすべてが彼らの力となってくれる事を祈る


http://www.youtube.com/watch?v=CcDreanlTRM&feature=youtu.be

2014年4月15日火曜日

ピクロス

絵を描いたり

デザインをしたり

何かを創ったり

そんな事がしたい


写真とはまた違った所には

たくさんの欲求がある

いまはそのすべてを抑え込んで

自分が勝手にコレだと決めたものに打ち込んでいる


それが間違ってなかったと確認できる日がいつか来ると信じている


生きるってのは1回しかできないから

何して今を過ごすのか

って事にはすごく神経を使っているつもりだけど

結局は直感でしかない


夜しか知らない今の生活がいつか身を結ぶ日を信じて


おやすみ今日

2014年4月2日水曜日

レタッチイズム

僕の写真のレタッチは

撮る時に頭に浮かんだイメージに近づける行為

映画やMV、アニメーションが大好きな僕は

全く別の次元で起きている現象としてライブというものを感じています

そこで目の当たりにする景色は

映画のワンシーンだったり

ポスターの質感のように

その現象の一部分を強烈に抜き取った"画"として見えているのです


ライブにはそれくらいの力があると思っているし

それくらい注目されるべき現象だと確信しているので

僕はレタッチレスで写真を公開する事に躊躇いがあるんです


RAW現像が可能になった現在

昔よりも、撮影後の個性というものを強く意識する事ができるようになりました

撮るという行為とはまた別の技術とセンスが必要とされるこの部分

カメラマンと名乗る以上

ただ撮るで終わらせていくのは勿体ないのです


それは撮る前の個性と、撮った個性と同じくらいに大事なものではないかと考えています。



この先の撮影生活の中で撮る前、撮る時、撮った後のすべてで個性的に生きたい。

僕が撮る意味

僕が撮る理由

そんな事が浮き彫りになってくるような写真を残せたら

カメラマン人生に悔いはなしですね