2014年11月26日水曜日

日常コントラスト

休みの間に動いた分の疲れが体を満たしていて

だるくて重い身体をひきずるように今日が始まった。



人間って本当は無感情なのだ。



天気は雨で

なんだかどんよりと暗い


それでもまだ今週は始まったばかりで

また週末まで予定が詰まっていて

楽しい事が続くぞ。と無理矢理に心を躍らせて

僕は今日も働く。


朝から大好きなバンドの大舞台でのライブの発表を目にして

やっと発表された。楽しみだ。

僕も何か力に慣れたらと想いを巡らす。



昨日、やっと目にする事にできた世界的なジャスピアニストのライブを思い起こしては

感動と悔しさを感じ、明日への決意と自戒を強く想う。



録画していた千と千尋の神隠しを流しながら

PCに向かってこの間撮った写真を現像している。

主人公が見失った自分を取り戻していく様を観て

自分らしさを忘れないでいなければとまたも想う。


毎日何かが起こって
何かを感じて 何かが変わっていく

幸せな時間の裏には絶望があるし

次の瞬間には腹が痛くなるほど笑っている事もある。


その時に起こる事は一つではなくて

どこに自分のピントを合わせているのかわからないくらい

僕の感情は上がったり下がったり

なぜあんなに楽しい事があった直後にここまで落ち込む事ができるの?

なぜあんなに悲しい事があった直後なのにそんなに笑えるの?

自分で自分を疑う事もたくさんあって

なんて冷たい人間なんだと卑下してほくそ笑んでいる。



さっき大好きなバンドのボーカルのお母さんが亡くなった事を知った。

彼のブログを読んで涙した。

僕なりに彼を理解しようとしているし

彼が純粋な青年だという事がわかるその文章に涙が止まらなくなった。


ジャージの袖で涙を拭って

携帯を手にした僕は

いつもお世話になっている雑誌の編集さんに

誕生日おめでとうのメールを打った。


こんな瞬間が日々たくさんあるから

人を信じれなくなっていく。

今日も自分を嫌いになって

いまこのブログを書いている。



人の感情は光の17倍の速度で変わる。

仏教の教えだ。

人の冷たさを上手く誤魔化して納得させるいい説教文句だと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿