2015年7月16日木曜日

宛ての無い我儘は騒音と共に掻き消される

人に何かを求めてしまう。


なぜだろう。

そうしないと決めていても

気づくと僕は誰かに何かを求めている


たしかに


欲しいものがある

得たい気持ちがある

でもそれが得られなかった時の

悔しさとも哀しさとも違う感情を

何度だって味わってきたから


もう何も求めず

ただただ

自分を信じ、やるべき事をやるだけだと

そう思っているのに。



そこに居たのに

そこに居なかった

僕が握る道具は

時間を残す物

技術や感性なんかよりも

そこに居る事の重要性を

僕は知っているつもりだ。


それでも

たとえそこに居たとしても

居なかったように時間は進んでいって

僕も僕の残した時間も

そこに居た意味も何もかもが

無くなった



自分を信じ、やるべき事をやるだけだと

そう思っただけなのに


僕は何かを期待していた。

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